盗聴の動向

盗聴の動向

現在、年間約30万個、一日に換算すると約800個の盗聴器が流通していると言われています。一方発見される盗聴器の数は年間5パーセント〜7パーセントと言われ、稼働している盗聴器の数は増える一方だということが分ります。

これだけの数が流通するようになった背景には、

  • 盗聴器自体の価格が低下してきている

  • 小型化、高性能化が進み仕掛けやすくなってきた

  • インターネットの普及で誰でも簡単に購入できるようになった

  • 盗聴器の扱い方が簡単になり誰でも扱えるようになった


  • などの、盗聴器を取り巻く状況の変化が原因として考えられます。

    以前は盗聴器の購入には数万円掛かっており、探偵社や興信所などのプロの業者のみが主に取り扱っていましたが、最近では1万円程度のものでも機能・性能ともに十分なものが手に入るようになり誰でも購入して使うことができるようになりました。また、価格が安くなったことで不要になった盗聴器を回収せずそのまま放置する、いわゆる「付け捨て」行為が行われるようになったことも流通量の増加に拍車を掛けています。

    このように「付け捨て」られた盗聴器の電波は、全国約200万人と言われる盗聴マニアの格好の餌食となっており、直接的な被害はありませんが自分の知らないところで会話が聞かれているというのは気持ちの良いものではありません。

    また機能面では、音を感知してから盗聴電波を発信し始めるVOX方式や、一秒間に数十回も周波数を変えてしまい探知させないスクランブル方式、受信機にあるリモコンスイッチにより発信機を作動させることのできるリモコン方式など、どんどん高機能なものが出てきており、一度設置されてしまうと発見するのも難しいという状況にもなってきています。